踵(かかと)の痛みの原因と治療法

踵(かかと)の痛みの対策

 

踵(かかと)の痛みの対策ですが、まずは歩き方の改善です。実は歩き方が悪くなる原因として、履いているものが影響していることがあります。

 

それは踵の押さえが効かないサンダルや大きめの靴を利用している場合で、こうした脱げ易い靴などを履くことから、その履物が脱げないようについ指を上げて履物を押さえるようなクセがついてしまうものです。

 

だらしなく靴の踵を踏みつぶしてサンダルのようにして履く場合も同じです。これでは自ら踵の症状を誘因しているようなもので、まずは、自分の足にぴったり合ったサイズの靴を正しく使用することが何より大切です。

 

この指上げ歩きは長い間繰り返していると、足指の付け根も固くなり、指を上げる動作(背屈、伸展)は容易にできても、下に曲げる動作(底屈、屈曲)ができなくなることもよく起こります。

 

足の指がこうなってしまったら、足の指のグーパー運動をしっかり行うことと、中足関節を締めるサポーターや靴下などを利用して矯正しなければなりません。

 

足の指のグーパー運動は両手を使って左右に押し広げるようにして補助をすれば効果的で、同時に上下運動も手で補助をして行ってください。専用のサポーターや靴下は医師の推奨しているものや通販でも売っていますからすぐ手に入ると思います。